「象は鼻が長い」の「が」って?

象は鼻が長い

前回の続きです。

前回は、日本語には主語があるのか?という問いでした。

それについて、あるのか、ないのか、と聞かれれば 「ない」 。

とお話しました。それは、「は」について解説することで

説明したのですが、今日は、「が」についてです。

「象は鼻が長い」の「が」は何?

〜は〜が○○○。

これは、みんなの日本語の16課に出てくる構文です。

この「が」について

生徒は、どうして「は」じゃなくて「が」ですか?

「が」ってなんですか?

とストレートに質問してきます。

で、色々と説明を考えた結果

こう言えば、すっと理解してくれる、という言葉に気づきました。

それは、この「が」は、描写のときに使う。ということです。

つまり、when you want to describe something, then you can use が.

そう、描写 describeです。

「が」は 描写

わたしは、これについて、描写しますよ。

という合図が「が」なのです。

そういうと、生徒は、以後まちがうことなく、「は」と「が」を使い分けます。

つまり、「は」は 

わたしは、今からこのことについて話しますよ。

の合図。

そして、「が」

私は、このことについて描写しますよ。

の合図。

です。

「象は鼻が長い」の場合

象は = わたしは、今から象について話します。

鼻が = わたしは、今から(主題の象の)鼻について描写します。

ということになります。

もちろんこれは、

わたしは、日本人です。

わたしが、日本人です。

この2つの違う文章を並べたときの「が」とは、違う種類の「が」ですので

そこは、混合しないよう注意が必要です。

じゃ、それでは、

わたしが、日本人です。

の「が」はどう説明したらいいのか?

というのは、次回に書きますね。